2018.12.25
経済・ビジネス

リタイア後の「ゆる投資」。あなたと相性がよいのはどの選択?

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
リタイアした人たちの間で「ゆる投資」が脚光を浴びています。「ゆる投資」は失敗しても生活基盤に影響を与えないような少額で行うのが特徴です。コツは今までの人生経験を生かし、身の丈にあった投資をすること。ここでは、株式投資、FX、フランチャイズなどの「ゆる投資」がどんな方に向いているのかを解説します。

1.ゆる投資「株式投資・FX投資」

株式投資は、値動きを利用して損益を確定させる投資です。そのため、「市場全体の流れ」と「個別銘柄の動き」の両方をこまめにウォッチできる方が有利といえます。こういった特性を考えると、リタイアして空いた時間を使って取り組むには都合のよい投資です。株式投資は、特定分野のビジネスに深く関わってきた方向きといえます。

上場している会社の中でも得意分野の業界にフォーカス。それぞれの企業の強み・弱みを熟知している分、企業動向を細かく見ることができます。また、経営層の経験がある方も株式投資向きかもしれません。株式投資には各企業の財務チェックも欠かせませんが、経営経験を生かしやすいのではないでしょうか。

株式投資といえば、値動きや配当金で利益を得ることに目がいきがちです。しかし、株主優待制度を利用して食事に行ったり、旅行に行ったりして「株で人生を楽しむ」のも一案。同じ金融商品の投資でも、FXは海外旅行が好きであったり、現役時代に海外出張が多かったりした方に向いている投資だといえます。

こういった方々は、外国が身近であったり、グローバルにアンテナを張ったりしやすいため、自然体で投資が楽しみやすいでしょう。FXはリスクもあるため、まずは少額の「超ゆる投資」からはじめるのが無難です。

2.ゆる投資「フランチャイズ経営」

接客や営業のように「人と接する職種」の経験がある方は、サービス業のフランチャイズ経営がおすすめです。たくさんの人とリアルに関わることができますし、現役時代に培った経験をスタッフに伝えることもできます。ただし、業界の選択は慎重にすべきでしょう。人材不足が続き、飽和状態になりつつあるコンビニ業界は避けた方がよいかもしれません。

将来性のあるカテゴリとしては、今後は大学の入試体制が変わることもあり、塾や家庭教師などの教育に関する業界が伸びていきそうな兆しがあります。

3.ゆる投資「不動産投資」

不動産投資は、シミュレーション通りに運用できれば安定した投資です。区分所有のマンションであれば、投資額も低位で済みますし、数百万円のエクイティ投資で済む場合が多くあります。また購入資金は一部ローンを調達しレバレッジを掛けることも可能です。現在、都心部での表面利回りは4%~5%程度、準都心部で5%前後が目安です。将来的に賃貸ニーズが旺盛な場所であれば、手放す際にはキャピタルゲインも狙える場合もあります。入居者対応を管理会社に任せることで手間暇をかけることなく運用できます。これは、ゆる投資の領域からは少し外れますが、世話好きな方やホスピタリティのある方には1棟マンションの投資がおすすめです。

1棟マンション投資は物件管理だけでなく、賃借人のニーズに応えていく必要があるので、管理職だった人や細かな気配りができる人に適している投資です。「区分所有」「1棟物件」のどちらを選ぶにせよ、不動産会社のアドバイスを仰ぐことで、効率のよい資産形成も可能になります。まずは、気軽にコンサルタントの面談や説明会に参加して、不動産投資市場のトレンドをつかんでみましょう。

最近では退職後に零細企業を買い取って経営する方も

リタイア後の選択肢は数多くあります。ここでご紹介した以外にも、さまざまな「ゆる投資」があるので、「投資 種類」などの検索キーワードで情報収集してみてください。どれを選ぶにせよ大切なことは、現役時代のように利益にこだわるのではなく、社会貢献を意識して自分らしく楽しむことでしょう。さらに、「高齢者と投資」というテーマでいえば、退職後、零細企業から中小企業を買い取って経営する老後スタイルも広がっています。

金融機関との交渉次第では、少ない額の投資から数百万円での買い取りも可能です。これまでのビジネス経験を生かすという意味では、この選択も一案といえます。

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