2019.4.16
経済・ビジネス

2025年大阪万博に向けて、大阪・新今宮エリアにとてつもない追い風が吹く

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
大阪万博決定や好調なインバウンドで盛りあがる大阪。さらに、IR(カジノを含む統合型リゾート)の有力候補地でもあり、決定すれば経済面で大きくプラスです。このような背景により投資家や企業からフォーカスされている大阪ですが、特に注目されているのが新今宮。エリア特性や注目される理由、具体的にどんな開発が進んでいるのかを解説します。

新今宮とはどんな場所?なぜ訪日観光客が集まる?

関西圏の好調なインバウンドを背景に、新今宮エリアでは集中的な訪日観光客向けの施設投資が行われています。新今宮は、JRと南海電鉄の駅があり、大阪の各地にアクセスしやすい好立地です。訪日観光客目線で見ると、新幹線の停車駅である新大阪駅まで約27分、国際線が発着する関西国際空港まで約36分と大変便利。

加えて、テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などの観光スポットへのアクセスが良いことも需要が期待できる要因の1つです。また、新今宮駅は大阪のランドマーク通天閣、その一帯に広がるジャンジャン横丁などの関西を代表する庶民の街から500~600メートルほどの至近にあります。訪日観光客の中には、日本の文化に触れたいという人も多い傾向です。

それが、この地の民泊需要を後押ししているとも考えられます。ディープな文化体験を求めている訪日観光客の場合は、新今宮の方が都会的な梅田や御堂筋周辺にはない魅力が感じられるといえるでしょう。

新今宮駅前で急速に進む、訪日観光客向け開発の概要

新今宮で現在進んでいる開発の概要を見てみましょう。(予定含む)訪日観光客向けに旅行の手配などを手掛けているフリープラスは、2017年4月に100室弱規模のホテルを開業しました。また、鉄道会社である南海電鉄は、2019年9月に複合施設を開く予定です。複合施設内には、飲食店だけでなく観光客用のゲストハウスも予定されています。

一方、マンション開発を手掛けているプレサンスコーポレーションは、民泊専用のビルを2019年秋に完成予定で計画を進めています。台所や洗濯機といった家電を設置することで、長期滞在にも対応可能です。また、宿泊施設の供給過剰や災害で宿泊需要が低下しても、マンションに業態変更できるよう設計されているのが特徴です。

星野リゾートも2022年春にホテルの建設を予定しています。次項でその模様をくわしく解説していきます。

星野リゾートの新今宮の景観を一変させる大開発

新今宮には数多くの宿泊施設が進出を予定していますが、その中で最も注目を集めるのが星野リゾートです。星野リゾートは「ブランド力がある」「規模が大きい」ため、影響力が大きいことももちろんですが、何よりも開発力の高さが大きな特徴です。通常、宿泊施設が進出する際は宿泊施設のみの建設になります。

星野リゾートの計画では、新今宮の地名にかけた「みやぐりん」と呼ばれる緑の駅前広場、カフェテリア、宿泊者用温浴施設などの総合開発を予定しています。20階建ての600~850室を有する大規模なホテルで、星野リゾートでは、北海道のトマムに次ぐ2番目の規模となる予定です。単にホテルが建設されるだけでなく、街の景観を一変させる規模の開発となっています。

さらに数多くの開発予算が新今宮に流入する可能性も

東京は2020年のオリンピック開催地に決定したことで、不動産の需要が高まったことなどから、不動産価格が上昇しました。大阪も2025年の万博開催地に決定したこともあり、不動産価格の上昇を期待する投資家もいます。星野リゾートを筆頭に、複数の企業が新今宮への開発投資を表明したことで注目度が一気に高まった新今宮。

さらに、多くの企業の開発予算がこのエリアに流入することが予想されます。2025年に向けて新今宮がどんな劇的な変貌を遂げるか、関西圏のみならず全国的に注目が集まります。
 

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